業界からの意見
 
2004年8月16日 福島民報新聞
軽油価格の高騰がつづく! トラック輸送業界の明日が見えない。
物流の90%を担っているトラック輸送は、運賃水準の低下とつぎつぎに強化される環境対策・安全対策への膨大な費用支出で、これ以上の経営努力によるコスト削減は、もう限界です。
また昨今の「原油価格高騰」に伴い、軽油・ガソリンの値段は大幅にアップし、経営は危機的状況に陥っています。
 
◎車にかかる9種類の税金
トラックは、取得、使用の各段階で課税されています。取得・保有で自動車取得税、自動車税、自動車重量税、走行に必要な燃料には軽油引取税(32.1円/リットル)など、9種類もあります。事業者の負担額は年間で7,599億円になります。

◎環境規制への対応
NOx・PM法によるディーゼル車規制が国により実施され、首都圏でも独自のディーゼル排ガス規制を施行、これに対応するため、PM(粒子状物質)減少装置の装着や最新規制適合車に買い換えて規制に対応しています。

◎安全対策にも新たな負担
最高速度を時速90kmに規制する、大型貨物自動車に義務付けられた速度抑制装置(スピードリミッター)を装着するなど、安全対策を積極的に推進し、事故防止に努めています。その結果、輸送時間は大幅に延びました。(労働時間が延長)

私たち、トラック協会加盟各社は、これらのコストアップに直面しながらもトラックが社会との共生を図り、県民の生活や産業を支えていくことを使命とし法令順守を前提として、21世紀にふさわしいトラック運送事業の現実を目指します。